ハリルホジッチ監督の本当の解任理由や違約金とは?選手との仲に問題?

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ハリルホジッチ監督が2018年4月9日、電撃解任されました。日本サッカー協会はロシアワールドカップ2カ月前という時期に重大な決定をしたことになりますが、本当の解任理由はなんだったのでしょうか?また、日本サッカー協会からの一方的な契約解除にあたるので当然違約金も発生するでしょう。そのあたりも調べてみました!

ハリルホジッチ監督の解任理由とは?

日本サッカー協会の言い分とは?

日本サッカー協会の田嶋幸三会長のコメントをまずは見てみましょう。

私たちは、数試合の勝ち負けや世論の動向で監督交代を判断するつもりは毛頭なく、これまで厳しい局面でも総合的に判断して、ハリルホジッチ監督の下で強化を進め、同監督の下でロシア大会での飛躍を目指してきました。

話の前提として、親善試合での結果が解任理由にはあたらない、と田嶋幸三会長は言ってますね

しかしながら、3月27日のウクライナ戦の後、選手との信頼関係やコミュニケーションが十分に取れるような状況でなくなったことから、JFA幹部、技術委員会等、関係者と協議した上で今回の決断を下しました。

世界最高峰の舞台で戦える“強いチーム”を考えたとき、最終的には監督とチームの信頼関係に尽きます。それができない可能性が3月のベルギー遠征で見えたということです。非常に厳しい決断でしたが、この厳しい現状を打破し、たとえ1%でも2%でもワールドカップで飛躍できる可能性に懸け、今回の監督交代を決めました。ワールドカップの舞台で日本のサッカーを披露し、良い成績を残すために必要なことだったと考えています。

田嶋幸三会長は、ワールドカップで結果を残すためには、監督とチームの信頼関係が1番重要である、と発言したようですね。その上で、監督と選手が信頼関係を構築することが難しい、コミュニケーションが取れなくなっていることを問題としたようです。

つまり、日本サッカー協会は、ハリルホジッチ監督のコミュニケーションのやり方に、チーム不調の原因があると断定したのでしょう。

選手との仲、コミュニケーションの問題なのか?

コミュニケーションとは一人で完結するものではありません。発信側と受信側の双方がいて成り立つものです。ハリルホジッチ監督に問題があった、と断定しているようですが、選手たちには問題が無かったのでしょうか?

色々なメディアがハリルホジッチ監督解任について報道していますが、その中には、チーム内で選手がハリルホジッチ監督に「従う派」と「従わない派」に分かれていたという話もありますね(笑)

もちろん、選手の中にはハリルホジッチ監督の方針に納得していない人もいたと思います。そういう人たちが集まって派閥を作ってしまった結果、コミュニケーション不全がより一層進んでしまった可能性もあるでしょう。

私は、コミュニケーションも含めて選手たちの意思を統一し、同じゴールに向かって進む集団にすることが出来なかったハリルホジッチ監督のマネジメント能力に問題があったと思います。

欧州遠征のウクライナ戦で、交代で入る久保裕也にハリルホジッチ監督が指示を出していたシーンがあったのですが、久保裕也は一言もハリルホジッチ監督の言っていることを聞いていないように見えました。ハリルホジッチ監督の目を見ようとしなかったのです。このシーンを見て私は、「ハリルホジッチ監督と選手の間には大きな溝があるのではないか」と感じました。

人間には感情もありますし、納得していないことに対して100%の力を発揮するなんて無理なのです。久保裕也の場合は話さえ聞いていないように見えました。

ハリルホジッチ監督の本当の解任理由とは?

選手たちに自分の戦術を実行させるために、ハリルホジッチ監督は、

  1. 聞いてもらう
  2. 理解してもらう
  3. 納得してもらう
  4. 行動してもらう

この4つのプロセスを経る必要がありました。ですが、久保裕也の行動を見ていると、最初の「聞いてもらう」から失敗しているように見えてなりません。欧州遠征を失望的な内容で終えた日本代表の選手からは、芋づる式に不平・不満が噴出してきました。

組織のリーダーである監督は組織の目的達成に向け、限られたリソース(ここでは選手・コーチなど)を最大限活用してゴールにたどり着く必要があります。ロシアワールドカップのグループリーグ突破を目的とした時に、どのような戦略(ストーリー)で行くか?というのを決めるのは、マネジメントをするハリルホジッチ監督でした。

ハリルホジッチ監督は、自身の戦略を当然、日本サッカー協会に伝えているとは思いますが、今回の解任劇を見ると、日本サッカー協会がその戦略について疑問を持ってしまい、現場から湧き上がる不平・不満を解消することに目が行ってしまったのが本当のところではないでしょうか。

ハリルホジッチ監督は、選手や雇用主である日本サッカー協会に対して、マネジメントが出来ていなかったのです。これが、ハリルホジッチ監督が解任された本当の理由だと思います。

チームとして120%の力を発揮しないと勝てない日本代表に、120%の力を出させるマネジメントがハリルホジッチ監督には出来なかったのです。テストマッチとはいえ、マリ戦・ウクライナ戦における選手の様子から、モチベーターとして期待できないことがバレてしまったようですね。

ハリルホジッチ監督の解任は良かった?悪かった?

正直に申し上げると、アジア最終予選が終わったあたりでハリルホジッチ監督を解任してもらいたい、と私は考えていました。短期的に見ると、今回のハリルホジッチ監督の解任は良かったと思います。なぜ解任した方が良いと考えていたのか?という点については、

守備組織の構築が出来ない

この一点につきます。ゾーンで守るにしてもマンツーマンで守るにしても、3年間も指揮を執っていながら、チームの守備戦術のベースが無いという状況は致命的です。日本代表がロシアワールドカップ本大会で大量得点をゲットするシーンなんて想像できません。結果を出すためにも、守備組織構築は必須事項なのです。ですが、ハリルホジッチ監督にはその手腕が残念ながらなかったようです。

デュエルや1対1の強さは、サッカーをする上で確かに日本代表に足りない物かもしれません。しかしながら、サッカーはチームスポーツです。ボールを取りに行った時、もし抜かれたら周りの選手はどのようなポジションを取っておくべきか?プレスをかけるときは、どのようにスペースを消していくか?サッカーの守備は、1対1がベースになるものの、組織全体で守り方を考える必要があると思います。ハリルホジッチ監督はこれが出来ていない、と私は思っています。

選手が監督の指示を実行できないことが問題だ、という意見もあるとは思いますが、出来ないことをやらせている時点で、マネジメント能力(なんとかする力)が足りていないと私は思います。ハリルホジッチ監督は「ないものねだり」をしすぎたのではないでしょうか。

長期的に考えると、今回のハリルホジッチ監督解任の影響で次の外国人監督が日本に来てくれなくなるのではないか?というデメリットを不安視する方もいるのではないでしょうか。ですが、この点について、私はそれほど問題があるとは思っていません。

外国人監督が、仕事を引き受けてくれるかくれないかは、次の3点がポイントではないかと思います。

  • 日本に興味があるかどうか?
  • 年棒はいくらもらえるのか?
  • 自身のキャリアにとってプラスかどうか?
今回のハリルホジッチ監督解任が、次の外国人監督が仕事を引き受けるかどうか?の上記3点に影響を及ぼすことは恐らく無いと思います。それに、万が一解任が成功して日本代表がグループリーグ突破できたとすれば、次の4年間の監督選びについては大きなプラスになると思います。

リバプールのクロップ監督だって、1500万ユーロくらいの年棒でオファーを出したら日本代表監督になってくれるかもしれませんよ?(笑)そのためにも、DAZN以外の大口スポンサーでも獲得して、監督の年棒にあてたらどうでしょうか?まぁ、日本サッカー界の問題はそこじゃないような気もしますがw

ハリルホジッチ監督への違約金はいくら?

日本サッカー協会から一方的に契約解除を告げられたハリルホジッチ監督ですが、違約金はいくらくらいになるのでしょうか?ちなみに、ハリルホジッチ監督の推定年棒は200万ユーロ(2億7000万円)ほどのようです。

メディアの話によると、契約解除を告げると同時に違約金に関する契約書を持って行ったようなので、恐らく違約金についての取り決めは契約時にはなかったと予想されます。ということで、違約金については分かり次第、書きたいと思います!とはいえ、気になっている方もいると思うので、個人的に違約金額を予想してみました!

ハリルホジッチ監督とは、2015年3月に初めて契約を結び、1年毎に更新という形だったようですね。2018年2月までの契約は満了していると思われます。ロシアワールドカップ終了まで指揮をとる予定だったとして、2018年3月から7月の4ヵ月だけ契約していたとすると、推定年棒は約66万ユーロとなり、おそらくこれがそのまま違約金になるのではないかと予想されます。つまり、ハリルホジッチ監督に対する違約金は約66万ユーロ(約8700万円 / 1ユーロ132円換算)だと予想します!

その他のコーチ陣についても同様に違約金が発生すると考えると、日本サッカー協会が支払う違約金の総額は1億円から2億円くらいになりそうですね。

Wrap up! by パッショノン

  • ハリルホジッチ監督の解任理由は、日本サッカー協会としては「コミュニケーション」が問題だったようだ
  • 個人的には、ハリルホジッチ監督にマネジメント能力が欠如しているから、が解任理由だと思います
  • ハリルホジッチ監督への違約金は約66万ユーロ(約8700万円 / 1ユーロ132円換算)だと予想、わかり次第更新します!
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