陸王に出る会社のモデルは「きねや足袋」と「アシックス」?

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陸王のキャストには竹内涼真や山﨑賢人、上白石萌音など若手注目株がズラリと並び、世間的にはかなり注目を集めているドラマですが、ストーリーの骨格である会社間の競争も注目ポイントですね!あらすじとしては、地方零細企業の老舗足袋業者「こはぜ屋」が大手スポーツブランドを扱うメーカー「アトランティス」にランニングシューズ開発を挑むというのが陸王のお話ですが、この「こはぜ屋」と「アトランティス」にはモデルとなる会社があるみたいです!

モデル会社を知っていればちょっとした話のネタになるかもしれませんね!ということで陸王の「きねや足袋」と「アトランティス」のモデル会社について見てみましょう!と、その前に、「こはぜ屋」と「アトランティス」の関係が分からないという方に簡単に陸王のあらすじを紹介しておきましょう。

陸王の簡単あらすじ紹介

埼玉県行田市にある足袋製造会社「こはぜ屋」は創業から100年の歴史をもつ老舗だが、近年は業績が低迷し資金繰りに悩んでいる。そんなある日、四代目社長の宮沢紘一はこれまでの足袋製造の技術力を生かし、「裸足感覚」を取り入れたランニングシューズの開発を思いつき、社内にプロジェクトチームを立ち上げる。

会社の存続をかけて異業種に参入した「こはぜ屋」だったが、資金難、人材不足、大手スポーツメーカー(アトランティス)の嫌がらせや思わぬトラブルなど様々な試練に直面する。宮沢たちは坂本や飯山の協力や有村や村野の助言を受けて、試行錯誤を続けながらランニングシューズの開発に邁進するのだった。

陸王の「アトランティス」のモデル会社は「アシックス」?

アトランティスはマラソンランナーにマラソンシューズを提供する会社として陸王では描かれています。選手から絶大な信頼をよせられているシューフィッターの村野尊彦という人物が陸王には登場しますが、この村野尊彦のモデルと言われている人物がアシックスに40年以上勤務された、三村仁司さんだと噂されていることから、アトランティスのモデル企業がアシックスなのではないか?という話になったようです。

また、アシックスという会社がマラソンシューズ開発のパイオニア的な存在だということも、アトランティスとアシックスを紐付ける理由の1つだと思われます。アシックスは遡ること昭和34年に、靴の内気と外気を交換するという、当時の靴の中では通気性に非常に優れたマラソンシューズ「マジックランナー」の開発に成功し、一躍大ヒット商品になりました。

さらに、アシックスはマラソンシューズにポリエステル素材を活用したり、マラソンシューズの軽量化に積極的に取り組むなどパイオニア的な存在です。陸王の世界ではアメリカのシューズメーカーではありますが、マラソン業界では一歩飛び抜けている存在として描かれているようです。

陸王の「こはぜ屋」のモデル会社は「きねや足袋」?

KINEYA MUTEKI(きねや無敵)

地方零細企業のこはぜ屋のモデルは「きねや足袋」なのでしょうか?ドラマのロケ地として「きねや足袋」が使用されているため、こはぜ屋のモデル会社という印象があるようです。また、きねや足袋の開発製造するランニング足袋「KINEYA MUTEKI(きねや無敵)」の存在もあって、こはぜ屋のモデルは「きねや足袋」という声が多いようです。

しかしながら、日本のマラソン足袋開発の歴史を見ると、本当は「ハリマヤ」という今は無い会社かもしれません。作者の池井戸潤も「きねや足袋さんには一度工場見学をさせていただきましたが、「モデル」ではありません。」とツイッターで言ってましたw

「ハリマヤ」の開発したマラソン足袋の歴史とは?

今から遡ること約100年!金栗四三は、近所の足袋店「ハリマヤ」の主人・黒坂辛作に作ってもらった特製マラソン足袋をひっさげて、1912年ストックホルムオリンピックのマラソン競技に出場しました。結果は惨敗だったものの、その悔しさから新たなマラソン足袋の開発に取り組み、1919年に金栗足袋と呼ばれることになる、足袋底をゴムで補強したマラソン足袋が出来上がりました!

金栗足袋には「こはぜ」ではなく紐がつけられています。その後も金栗足袋は日本人マラソンランナーのお供としてメダル獲得に欠かせない存在となっており、1951年のボストンマラソンでは田中茂樹が金栗足袋を履いて優勝しました。

ところが、金栗足袋を開発してきた黒坂辛作はシューズ開発に方針を転換します。もともと、足袋では地面へエネルギーを伝える効率が悪いのでは?という疑念を持たれていたことや、足袋の特徴である親指と人差し指の境目が痛くなりがちという構造的な欠陥を解消するためにシューズ開発に取り組みました。そして出来上がったシューズは「カナグリシューズ」と名付けられ、1953年のアメリカ・ボストンマラソンでは山田敬蔵が「カナグリシューズ」を履いて大会新記録で優勝!

「マラソン足袋」「金栗足袋」「カナグリシューズ」を開発した「ハリマヤ」の歴史が、もしかしたら「こはぜ屋」のモデルになってるかもしれませんね。

マラソンシューズ陸王のモデルは?

最後にマラソンシューズ陸王のモデルについてです。陸王をざっくり一言で表すなら、足袋の形をしたマラソンシューズ、だと思います。そのまんまじゃねーか!形状は「ハリマヤ」の開発したマラソン足袋や金栗足袋をモデルに、テクノロジーはアシックスが開発で使用した最新素材をソールやアッパーにあしらう感じではないでしょうか。

陸王のモデルについては、コレというものは無いでしょう。ですが、黒坂辛作が作った足袋の形状をしながら、現代のテクノロジーをあしらったハイテクシューズというのは、非常に興味がありますし心躍りますよね!アシックスあたりが商品化してくれないでしょうかw

「陸王」のキャスト発表!あらすじは?役所広司、竹内涼真出演!

2017.09.18

Wrap up!by パッショノン

  • 陸王の大手スポーツメーカー「アトランティス」という会社のモデルは「アシックス」ではないか
  • 「こはぜ屋」のモデルは「きねや足袋」という話もあるが、マラソン足袋の歴史を考えると「ハリマヤ」の方がフィットするのではないか
  • マラソンシューズ陸王のデザインがかっこいい!アシックスあたりが実物を商品化してくれないものか
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