2017年男子ゴルフメジャー第2戦の全米オープンが6/15から開幕しますが、注目の松山英樹のメジャー初優勝はあるのでしょうか?これまでのメジャー成績の中でも、全米オープンの結果をおさらいしつつ、全米オープンで勝つために何が必要なのかを考えてみましょう。
目次
松山英樹のメジャー成績(全米オープン)復習
松山英樹の全米オープン初出場は遡ること2013年になります。まずは、結果をおさらいしてみましょう!
- 2013年:10位タイ 71-75-74-67 6打差
- 2014年:35位タイ 69-71-74-74 17打差
- 2015年:18位タイ 70-71-72-70 8打差
- 2016年:予選落ち
実は、全米オープンに関してはプロ転向後に初参戦した2013年が最も良い成績でした。それでも、優勝に向けては1日1打以上のギャップがあるようです。言い換えれば、1日1打から2打改善できればメジャー優勝に手が届くのです!ええ、もちろん全米オープンのコースでそれを実現するのは簡単ではありませんが、松山英樹ならやってくれるでしょう!w
松山英樹の2017マスターズの結果をおさらい
2017年マスターズの松山英樹はどのような成績だったのでしょうか。昨年2016年末の好調をキープできていれば勝てたかもしれませんが、残念ながら優勝にはとどきませんでした。ですが、松山英樹は最終日に実力を見せつけてます。
- 2017年:11位タイ 76-70-74-67 8打差
優勝したセルヒオ・ガルシアとはたったの8打差です。初日、3日目と叩いているにも関わらずこのスコアですので、もっとマネジメントとかでカバーできれば十分優勝争いに加われるゴルフはしていたと思います。
特に3日目にティーショットを曲げたあと、林の中から打ったセカンドショットが気にあたってダブルボギーをたたいてしまった件については、もったいなかったかなと思いました。こういう、マネジメントの積み重ねがボディブローのように、松山英樹にダメージを与えていたのかな、と思いながらマスターズを見ていました。
松山英樹の全米オープン優勝に必要なものは?
①ムービングサタデーでの爆発
全米オープンの結果からいえることは、ムービングサタデーで爆発的なスコアを出せれば勝てるのかも?ということです。
最近の松山英樹は最終日によいスコアでラウンドする印象が強いんですよ。でも、土曜日はそれほど得意でないような気もします。全米オープンに関しては、唯一土曜日だけが72を切ることができていません。もしかしたら最終日の成績が良いのはある意味開き直ってるのかもしれませんが、土曜日も同じように開き直っていいスコアが出せるように期待しています!
②パットが入る時はいつか来る
パットイズマネー、という言葉があるじゃないですか。これって、ゴルフの真理だと思いませんか?ティーショットもアイアンショットもパットにすべて同じ1打です。でも、パットは明確に勝敗を区別することが多いと思います。
松山英樹もメジャー大会でいつか、ショットとパットがかみ合う時がくると思います。その時が、メジャー初制覇のチャンスだと思います。
③パットが入らなくても勝てる
ちなみに、2017マスターズを勝ったセルヒオ・ガルシアはパットがあまり上手ではありません。でも、メジャーに勝てました!今年のマスターズにおいて、セルヒオ・ガルシアはショットでスコアを作っていました。もちろん、最終日15番ホールのイーグルパットのような、いわゆるクラッチパットを沈めてはいるのですが、やはりショットでチャンスを作り出し続けたからこその結果だったと思います。
松山英樹も、パットが入らなくてもショットでチャンスを作り続けることが出来れば、メジャーで勝つチャンスは出てくるでしょう。松山英樹のアイアンショットの切れ味は世界でも超一流の、本当の意味でトップクラスです。全米オープンでは、そんな松山英樹のアイアンショットにも注目してみましょう!
Wrap up! by パッショノン
- 松山英樹の全米オープンの最高結果は、2013年の10位タイ
- 松山英樹の2017年マスターズの結果は11位タイと、まずまずの順位だった
- 2017年の全米オープンに勝てるかどうかは、やはりパッティングの出来不出来に大きく左右されるだろう
- たとえパットが入らなくても、松山英樹のアイアンショットがチャンスを作り続けることに期待
- 松山英樹が2017年の全米オープンに優勝できるよう、応援したいと思います!
(サムネイル画像出典:GNのyoutubeより)